入院中のお母様が肺炎となり、安否を気にしつつ葬儀社の情報集を始めたという高須様。「ネット検索で最上位にグローバルケアが表示されていた」ということで、弊社にご連絡をいただきました。パンフレット送付後、詳細の説明をさせていただくべく準備をしていた矢先にお母様が急逝。最終的にはグローバルケアに葬儀をご依頼いただきましたが、弊社は高須様のご不安に寄り添うことが出来たのでしょうか。お話を伺ってきました。お母様ご愁傷様でございました。お亡くなりになった経緯を少しお聞かせいただけますか

2021年の5月に入院して3カ月ほどで一度退院。その年の10月に再び具合が悪くなり…。循環器が悪かったので、その時は足の裏が黒ずんでいました。翌年の1月に退院して自宅療養になったのですが、ほぼ動けない状態。私が介護をするという状況でした。母は難病があり、その薬のせいもあって骨がもろくなっていて、ちょっとした動きでも骨が折れてしまう。母は「腰が痛い」としきりに言っていたのですが、どうも7、8カ所骨折していたようです。

 ある日、あまりにも「腰が痛い」というので、救急車を呼んだのですが、コロナ禍でどの医療機関も受け付けてくれませんでした。唯一受け入れてくれたところでも、診察はしてくれるが、入院もさせてもらえない。結局、車いすのまま帰宅せざるを得ない状況でした。それでもやはり腰を痛がる。どうしようもないので、大学病院で看護師として勤務していた娘に頼んで、大学病院で診てもらうことにしたのです。結果は、やはり骨折による腰痛。

だだ、やはり痛みは続いていたため、別の病院を紹介され入院することになりました。

コロナ禍でお母様もご家族も大変でした

はい。母は自宅に戻りたがっていたのですが、面会もできない状況でした。家に帰って来られたのは、母の歯医者の通院日でした。歯医者が自宅の隣なので、私が車で母を迎えに行き、歯医者に寄って、その後自宅に。という具合でした。結局、2022年の2月から亡くなるまで入院していました。亡くなる1週間ほど前に肺炎を起こしてしまい…。結局最後には立ち会うことができませんでしたが、看護師によると「突然心臓が止まった」とのことで、苦しまなかったようです。

葬儀社はどのよう探されたのでしょうか

肺炎になった時、主治医からは「徐々に容態は良くなっている」と説明がありました。ただ「冬場に亡くなる方も多く、1月か2月ごろは危ないかもしれない」とも言われました。

私としては、1月か2月という説明もあったので、その間に少し葬儀社を模索してみようとネットで調べたところ、検索の最上位に出てきたグローバルケアさんでした。早速、連絡してパンフレットを送っていただくことにしました。月曜日にパンフレットが届いたので、その週の土曜日に詳しいことを聞くお約束をしていました。しかし、その詳しい説明を聞くはずの土曜日を待たず、母は亡くなってしまったのです。

それは急でした。高須様はどうされたのです.

知っている葬儀社もなかったので、とりあえずパンプレットをいただいていたグローバルケアさんにお電話を差し上げ、事情をお話ししたところ「弊社がお迎えに伺います」とのこと。病院も早く迎えに来てほしいという感じだったので、グローバルケアさんにお願いすることにしました。

最初にお電話をいただいた際のグローバルケアの対応はいかがでしたか

とても感じが良かったのを覚えています。母が亡くなって、何をしてよいのか分からず不安だったのですが、いろいろ親切に対応していただいてありがたかったです。母の死は突然だったので、パンフレットをいただいておいて本当に良かったです。なければ、亡くなった時からバタバタ探すことになったことでしょう。

どのような葬儀を希望されていましたか

父を40年ほど前に亡くしました。その当時の葬儀は、今のようにプランはなくて、棺はどうしますか？お位牌はどうしますか？など葬儀を行いながら決めるという感じで、バタバタの中で決めなければならず、結局とても高額になってしまいました。

今回はその経験もありましたし、パンフレットもいただいておりましたので、スムーズに進めることが出来ました。

母は「葬儀にお金をかけないでほしい」と言っていたので、華美に行うつもりはありませんでした。少人数で執り行うことにしていたのですが、結局親戚の方も多く来ていただけたので、それなりの規模にはなりました。当時は、コロナ禍で参列していただいた方の感染が心配でした。葬儀に気を遣うというより、そういうコロナ感染という別の気遣いが大変でした。

葬儀を通じてグローバルケアの対応はいかがでしたか

とてもよくやっていただきました。私はもともと挨拶もそうですが、文面を考えるのも苦手です。葬儀では何度か挨拶は行ったのですが、最後の挨拶に苦悩して、担当の薄葉さんに「挨拶をおねがいできないでしょうか？」とお願いしたところ、快く引き受けていただけました。

ありがたかったです。それ以外も、分からないところを教えていただき、本当にいろいろやってくださいました。

お褒めの言葉ありがとうございます。葬儀全体を通じて、こういった部分を改善してほしいということがあれば教えていただけますか

葬儀に関しては全くないのですが、強いて挙げるとすれば「費用の説明」ですね。

 パンフレットにはパックの費用が書いてあるので、私としてはその費用+ある程度の金額で心づもりをしておりました。私はてっきりそのパックの中に斎場の費用も含まれるのかと思っていましたが、実際に斎場の費用などは別ということで、結局、グローバルケアさんにお支払いする金額+斎場費用などの附帯費用で、葬儀全体の費用は最終的に当初予算の2倍ほどになりました。

 葬儀費用という場合、パック費用の中に何が入って、何が入らないのか？斎場やお寺の費用は個々人の事情もあるので一概には言えないと思いますが、葬儀全体ではこういった種類の費用もかかります。ということを知らない方も多いと思います。

 葬儀に詳しくない方からすれば、パック費用にすべてが入っているのではと錯覚する方もいるはずです。葬儀の全体費用の内訳やそれぞれの大まかな金額が分かれば、葬儀社のパック料金を下げて、全体金額を調整することもできます。パンフに「葬儀ではこういう費用もかかります」などを分かりやすく書いていただく、あるいは担当者がもう少し費用の詳細を説明するなどがあった方が良いのではないかと思いました。

費用の件、貴重なご意見ありがとうございます。

費用の件は申し上げましたが、気分が悪くなったということではありません。母親をしっかり送っていただいたと思っておりますので。

高須様の場合、お母様がなくなる直前ですが、弊社にご連絡いただき、パンフレットで弊社の内容をご確認いただいておりました。このように葬儀社を事前に知っておくことにより、いざという時に慌てないで済むということもあると思いますが、いかがでしょうか。

母が存命中に葬儀社に相談して葬儀の内容を詰めるというのは、やはり難しかったですね。私の場合、まだ1、2カ月の余裕があると思っていましたので、この間に、少しずつ葬儀社にパンフレットをいただいて、事前の情報だけは収集しようと考えていました。結果的には、その情報収集でバタバタすることなくグローバルケアさんに葬儀をお願いしたのですが・・・。やはり事前の情報収集は必要かと思いました。

本日は貴重なお話し誠にありがとうございました。

インタビュー担当者からのコメント

亡きお母様のお人柄と喪主である恵男様が地域に愛される整体治療院であることで、葬儀後にたくさんの弔問の方がおいでになったようでした。「大変です」と言いながらも、大好きなお母様のために動いている姿は印象的でした。

故人様が生前に関わってきたことを手続きしていくのをサポートさせていただく仕事ですが、恵男様を通して、亡きお母様が人を大切にしてきた方であるのが垣間見えました。想いは恵男様の中にしっかり受け継がれているようです。