お辛いとは存じますが、お父様とお母様が亡くなられた経緯についてうかがえますか？

長女様「 父は帰宅後、自宅の敷地内で、心不全で倒れ、亡くなりました。」

グローバルケアは、どうやってお知りになったんですか？

長女様「 急に亡くなりましたので、父の生前の意向を汲んで「家族葬」というキーワードで検索して調べました。 それで、４社ほどにお電話をして、見積りを送っていただいたんです。 実を言いますと、最初は、Ａ社にお願いしようと決めていました。もう90％くらい。 その時は、見積書の金額だけで決めました。 それしかなかったんです。比べる材料が。 セットに入っている内容は、パッと見た感じ、どこの葬儀社さんも同じでした。 ならば、５、６万円安いＡ社がいいだろうと、ほぼ決めていました。

その時の私は精神的に焦っていました。 父は、自宅で亡くなったために警察に連れていかれ、 いつ返していただけるのか先の見えない状況でした。 家じゅうワサワサしていましたし、母は憔悴しきっていましたので、私が代わりに動いていました。

そうした中で、たまたま電話が途切れたときに、じ～っと見積書を見ていましたら、納棺師さんの費用が入ってないことに気がついたんですね。

それで、Ａ社に聞いてみましたら、別料金でプラス１０万円くらいかかると言われました。 さらに数社に問い合わせてみましたら、結局、納棺師さんの費用を入れると、だいたいどこも同じ金額だなぁということがわかったんですよ。

それで、最期に夜遅くお電話しましたのが、グローバルケアさんだったんですね。 そうしたら遠山さんが出られて、

なんだろう・・・すっごい 対応が違ったんですよ。

もちろん他の葬儀社のコールセンターの方も、的確に話してくださるんですよ。 でも、壁が３枚くらいある、すごく業務的な感じがしたんですね。 遠山さんの場合は、すごく、ちがって、なんかもう、『それはスゴく大変でしたねぇ。』というところから お話を聴いていただけて、電話なのに安心して話せたのは、そのとき初めてだったんですね。

そして、『うちは、納棺師さんの費用もちゃんと入っていますし、金額面でのご心配な点は、今お答えできますよ。』ということも言っていただけました。

それまで私は、見積りを頼むときは必ず『よぶんなものは要らない』と伝えていました。

それでも、結局、あれも加えなければいけない、これも加えなければいけない、となってしまうんです。 こちらは、何が必要で、何が要らないのか、まったくわからないので、「はい、わかりました」というしかないじゃないですか。もう、精神的にまいっていますし。

でも、遠山さんは、そういう感じではなく、まず、すごく親身になって聴いてくださったので 『ああ、もうお願いしようかな』とすぐ思いました。

そのとき私は、警察の対応に、ものすごいストレスを感じていました。 一日で、こんなストレスを抱えて大丈夫なのか？というくらいの状況で、悲しんでいるヒマなんてありませんでした。 そんなとき、いつ警察から帰ってくるのか、わからない怒りや、みんながまいっていることなど、 愚痴のような話もすごく聴いてくださいました。

他の方には、そんな話、しようとも思いませんでした。なにしろ事務的な感じでしたので・・・。 電話だけで、しかも初めてなのに、こんなに話せてしまえるなんて、スゴイなぁと思って・・・。

でも、この方は、コールセンターの方で、別の方が来るのかなと思ってましたら 『僕が行きますから』と仰ってくださいましたので、『あっ、それならもう、お任せしよう』と決めました。

もう金額云々ではなくて、遠山さんのお人柄でした。

遠山さんとお話ししてなかったら、違う結果になってしまったと思います。 遠山さんとお話しできたのが、よかったですねぇ、すごく。」

初めて遠山に会われたとき、どんな印象でしたか？

長女様「 『若い』と思いました。電話でお話ししたときは、すごく懐が大きい感じでお話を聴いていただけたんで 私、失礼ですけど、オジサンと勝手に思っていたんです。 いらっしゃったときに、『ああ若い』とすごくビックリしました。 『何でも僕に聞いてください。今すぐ答えられないことでも、キチンと答えを差し上げられるようにします。』と最初に仰って下さったのが、すごく心強かったですね。

遠山さんに来ていただいてから、お式まで３日あったんですが、その３日間は、安心して過ごせましたね。 肩の荷がフッと降りて、それまでの焦りが消えて 安心して当日までお任せできるなぁという気持ちになりました。 みんな、なんとなく、あんまりご飯も食べてなかったんですよ。 だけど、遠山さんが来た後には、『じゃぁ、ご飯食べに行こうか』って、やっとそんな気になれたんです。

お通夜までの間も、『わからないところがあったら、いつでもお電話くださいね』と仰っていただけましたし、遠山さんがお電話くださるときも『何か困っていることはないですか？』と聞いていただけるのですごく安心してお任せできました。

母も、いい人に頼めてよかったね、と申しておりました。」

どんなご葬儀を希望されていたのですか？

長女様「 父は生前、弟に『家族だけで送ってほしい』と言っていたそうなんです。ですから、弟は、父の意向を汲んで、家族だけでやろうと言いました。 でも、私は、親戚や会社関係も呼ばないといけないと思ったんです。 人と違うことをしちゃいけないと思ったんですね。 でも、いろいろ話し合った末、結局、私も父の意向を尊重することにして、家族葬にしました。

実際にはいかがでしたか？

結果としては、それがすごくよかったんです。 と言いますのは、母は、とても憔悴していまして、会葬する方に対応できるような状態ではなかったからなんです。また、家族だけですから、気を使わずにみんなワンワンと泣けました。 バタバタすることも一切なかったので、よかったです。

それに、お式まで４日間家にいた父と、ゆっくりお別れをする時間を作れたのが、よかったと思いましたねぇ。父は、あたたかいお布団に寝て、みんなに囲まれ、見守られていました。 みんなで代わる代わる、父と話したり寝たりご飯食べたりできたので、うちは、そういうやり方で、すごくよかったと思いました。

父は、１８２センチあって大きかったんですが、遠山さんも一生懸命２階まで運んで、ドライアイスも取り替えに来て下さったんです。ですから、父が家にいても、心配とかも全然ありませんでした。」

見積りについては分かりやすかったですか？

長女様「 金額がすごくわかりやすい。結婚式ですと、友達から何百万円かかったとか、そういうお話しも聞けますけど、お葬式は、周りに『いくらくらいかかったの？』と聞きにくいので、まったくわかりませんでした。 そうしたところも、遠山さんは、きちんと言ってくださったので、『あっ、安心してお任せできるな』とすごく思ったんですよ。

他社さんの見積りは、一見お安いように思えても、含まれていないものを追加すると、結局差はなくなっちゃうんですよ。 それに、こちらとしては、どこまでが含まれていなくちゃいけないってわからないじゃないですか。 グローバルケアさんの場合は、必要なものが全部キチンと含まれていた、というところが、けっこう大きかったですね。『希望がない限りは、それ以上つけなくて大丈夫です。』というところまで仰っていただけましたので。」

心に残っていることは？

長女様「 長女様「 お棺にお花を入れてお別れをするときが一番覚えています。 すごく沢山のお花を入れられて、とても綺麗で、よかったと思います。 お花の量も十分に用意されていて、見積りのときに遠山さんが『けっこうな量ありますから大丈夫ですよ』と仰っていたとおりでした。

そこがと違うところだと思いましたねぇ。他のところですと、「お花はついています。」と言われるだけで、果たして、そのお花の量がどれぐらいなのか、お棺にどれぐらい埋まるのかというのも、全くわかりませんから、追加したほうがいいのかとか迷ってしまうんですよね。

遠山さんに、「こうしてもいいですか？」と聞くたびに、「いいですよ、やりましょう。」と言ってくださるので、たった一週間くらいのお付き合いだったんですけど、すごく信頼できましたね。 『お父様のために、ご家族がやりたいことをやりましょう』とすごく仰ってくださったので お話しするたびに、信頼できるポイントが増えていった感じがありました。

お式が終わって、みんなで車に乗ったとき、母が『遠山さんにお願いしてよかったね』と言ってました。母も、精神的にまいっている時でしたが、そこはすごく言っていました。 『遠山さんを探してくれて、ありがとうね。』と言ってもらえたので、私もすごくよかったです。」

みなさんに一言アドバイスするとしたら？

長女様「 金額で比べてしまうところって、あると思うんですけど 信頼できる担当の方に出逢うというのは、すごく大事だと思いますね。

何社かに電話して、決めたポイントは、遠山さんのお人柄でしたので、うちにとっては、たまたま遠山さんが夜勤で電話に出てくださったことが、すごくラッキーだったと思います。 だから、みなさんに遠山さんを知っていただきたいですよね。

私たち夫婦が結婚式を挙げたときは、担当の方に、すごくよくしていただいたんですけど、名前は覚えていないんですよ。でも、遠山さんの名前は、たぶん私は忘れません。 結婚式とは逆に、すごく辛い中で、支えていただいた方というのは、忘れないですよね。

今回のインタビューをお受けしたのも、それを、皆さんに伝えたかったからです。 お礼のお手紙も、感謝の気持ちがいっぱいで、一枚の紙に収まりきれず、裏も書けるくらいでした。」